i文庫HD 4周年

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i文庫HDが5月10日にて4周年となりました。
少々遅れましたがこれら記念としまして、5/16〜18の3日間にてセールを行います。

その前に、i文庫HD 3.0.5 /i文庫S 3.0.5をリリースしました。
今回はほぼ修正のみです。
-パスロック時のタブ修正
-PDFでのフォントリソース取得改修
-ポップアップメニュー表示速度改修
-WebDAVでのファイル名称取得改修
-その他いくつかの不具合修正

追加したい機能もあったのですが、少々時間がかかりそうなので
今回は間に合わないだろうということで、見送りとなりました。

さすが4年となると長いです。
有料&iPadということもあるのか年季の割には
昨今のアプリに対して華々しいところではありませんが、
累計DLは先日40万を越えたようです。ありがとうございます。

対応のiOSも3から始まってiOS7まで改修を重ねてきました。
iPad1でご利用頂いている方もまだおられますのでiOS5の対応を切れないという状況と
今後iOS8などの登場による新しい機能でより便利になる可能性との釣り合い、
また性能的にもiPad1とiPad airでは速度・メモリなどあまりに違うのでその差異の兼ね合い、
今後を考えるとこれらの問題は難しいところですが、
状況を見据えつつ、より便利になるよう進めていきます。

また前回末尾で報告させて頂きました UniShelf ですが、
正式リリース前にも関わらずご登録頂きましてありがとうございます。
周辺整備が多く少し時間がかかっておりますが、近々にリリースできそうです。

i文庫HD/i文庫S 3.0.4

i文庫HD及びi文庫Sのバージョン3.0.2をリリースしました。
前回の3.0.3及び今回の3.0.4も主に不具合修正となっていますが、
今回付いた機能がありますので以下記述します。

・タブ機能追加
・FTP処理にてMS-DOS形式の対応を復活
・iOS7.1にて表示上の不具合を修正
・box.comでのリスト取得修正
・SkyDrive->OneDrive名称変更
・Dropbox等のアイコンリニューアル



タブ機能追加
読書中に他のドキュメントへ即座に移動する履歴タプを追加しました。
メニュー上部に過去に開いたいくつかのドキュメントへのショートカットが表示されます。
個別に削除するには(X)をタップします。
タブ自体が不要な場合は設定にてタブ機能をオフにしてください。

タブについては当初よりリクエストがあったものですが、基本的にi文庫HDは読み物を読むためのものであり、ドキュメント等を行ったり来たりといった読み方はまた違うものだろうということで優先度を下げていたのですが、試しにということで地味目につけてみたらまぁ大丈夫かな、ということで採用となりました。



クラウド系リニューアル
サービス系はどうしてもサービス自体が更新されていくので、それに伴った修正や更新などです。
・box.com … 新APIでのリスト取得について問題があったので修正を行いました。
・Skydrive … Microsoftの名称変更に伴いOneDriveと名称変更及びアイコンを更新しました。
・Dropbox … デザインがリニューアルされたのに伴いアイコンを更新しました。



P.S.
個人向けというよりはグループや業務向けなのですが、現在 UniShelf という
iPadへのドキュメントをシンプルに配信するサービスを作成しております。
(iTunesStoreはこちら)
i文庫HDの快適な操作性を持った上でカタログやセミナーなどドキュメントを
手軽に複数のiPadに配信し閲覧することが出来ます。
現在リリース用リソース等準備中のためプレオープンとなっており、
正式なオープンの際には再度アナウンスできればと思いますが
もしよかったら見てみてくださいませ。

i文庫S 3周年

icon120i文庫Sが本日3周年を迎えました。
3周年記念として2/27〜3/1の3日間、66%オフの100円のセール価格となります。
購入を検討中の方はこの機会にぜひ。

この1年間での大きな変化としてはiOS 7にあわせたデザインの変更でしょうか。
i文庫HDと同時に行ったデザイン変更でしたが、公開直後は様々なご意見をいただくこととなりました。
このアップデートはデザイン以外でもiOS 7の新機能等に対応し、バージョン表記も3.0となる大きなものでした。

今回のセールは7月に映画「風立ちぬ」の公開を記念して行ったセール以来となります。
堀辰雄「風立ちぬ」は、最初のi文庫からずっと内蔵書籍として収録してきた作品でしたが、映画公開の前後からアプリ内のランキングでも上位にランクインする作品となりました。
これからも気になる昔の作品があるときに、i文庫Sやi文庫HDを起動していただければ嬉しい限りです。
なお、このアプリ内ランキングはi文庫Sやi文庫HDの「青空文庫 – 人気」から見ることができます。

さて、一番最初にリリースした「i文庫」なのですが、1月に予告した通りこのたび公開を停止することとなりました。
今後App Storeからの新規購入は不可となりますが、購入済みであればApp Storeの「購入済み」からダウロードが可能です。
iOS 3やiOS 4などをご使用の場合はコンピュータにバックアップを取っておいてください。
2008年12月のリリースからたくさんの方にご購入いただき、ありがとうございました。

i文庫HD/i文庫S 3.0.2

i文庫HD及びi文庫Sのバージョン3.0.2をリリースしました。
今回は主に不具合修正となっています。

・本棚のパターン追加
・読書中にスリープしない設定を追加
・しおりの画像の修正
・一部PDFでの文字選択の不具合を修正
・見開き方向に対しての横長ページ位置表示修正
・本棚画面にて操作によっては落ちる問題の修正
・中国語用リソース修正
・中国語用フォント選択追加

以下、UI的に追加されたものを追記しておきます。



本棚のパターン追加
iOS7風の本棚背景のパターンを追加しました。
設定>本棚の色>フラット にて使用頂けます。
i文庫HDは元々iOS6以前のデザインで設計していたので
iOS7では少し無理があったのですが、
少しはそれっぽくなったかもしれません。

newshelfpattern



読書中にスリープしない設定を追加
通常、読書画面で放置していると本体設定のスリープがかかるのですが、
これを一時的にオフにする機能を追加しました。

insomnia



P.S.
細々した不具合修正が溜まっていたものの、なかなかリリースまで至らず、
4ヶ月ぶりのアップデートとなりました。
途中、iPad Air / iPad mini retinaディスプレイモデルが出ました。
まずは無事に動いてよかったです。
速度・解像度共に快適で、やっとi文庫HDが求めていたモデルが出たという感じです。
iPad1,iPad2でもう少し綺麗に、iPad3,iPad4でもう少し快適になればなぁと思っていた方
おられましたら、今回は段違いに快適なモデルになりましたので、是非一度お試しいただければと思います。

また、ACCESSさんよりリリースされています、i文庫 for Android、3周年記念ということで
現在特別価格でリリースされています。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140120_631448.html

iPhone版であるi文庫Sも来月3周年になりますのでまた何か出来たらと思います。

尚、旧版となりましたi文庫(無印)はiOS3.xのサポートが困難なため、
2014年2月末にてリリース終了を予定しております。
終了後もAppStoreの購入済みリストからダウンロード可能ですが、
iOS3,4など古いOSで継続して利用される場合、
iPhone単体での再ダウンロードは難しいので
PC/macのiTunesにてダウンロードしてバックアップを取っておいて下さい。

i文庫HD / i文庫S 3.0.0 for iOS7

iOS7に対応したi文庫HD / i文庫S 3.0.0 をリリースしました。
今回の更新内容は以下の通りです。

iOS7用にデザインをリニューアルしました

i文庫HD/i文庫S共にiOS7対応となりました。
i文庫SはiOS7以降の対応、i文庫HDはiOS5,6,7対応となります。

デザイン的にはクラシックなものを扱うので重いイメージのあったi文庫HD/i文庫Sですが、
今回バッサリとiOS7風にしてみました。

iOS7対応の上でのiOS5,6の対応ですが、
3バージョンのOS対応はあまりに作業量が多く見合わせる予定でした。
iPhoneはiOS7にバージョンできるものが過去3年の機種で可能なのでよいだろうと判断しましたが、
iPadの方が、特にiPad1が問題でした。
Apple的にはiPad1はiOS5までと1年前に対応ラインナップから外されているのですが、
ご利用頂いているユーザーもかなり多いので、i文庫HDは両対応にしました。

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おすすめ書籍のセットを変更しました

バージョンアップの場合、詳細設定->本棚の初期化->おすすめ書籍のみ
にて更新できます。ただし内蔵書籍1〜3の本棚はクリアされます。

i文庫HDリリース以来、初めての初期セット入れ替えです。
今年から加わった宮本武蔵、遠野物語など、大幅にリニューアルしました。
また今回、スタック機能を活用し、
特に入れたかった源氏物語、半七捕物帳などシリーズ物をいくつか入れました。
入れ替えるとなると、どうしてもあれもこれもと欲が出てしまい、
作品数で約400、シリーズ物を含む書籍数で約650、と
結構な数になってしまいました。
ですが、これだけ読めばお腹いっぱいで
日本文学のなんたるやを語れそうな凄いラインナップになりました。



読み上げ機能の追加(iOS7)
読書画面で、設定->読み上げ
にて文章の読み上げを行います。
iOS7の機能を用いて再現しておりますが、日本語は難しいのでしょうか、
読み間違えが結構多いので、学習用途には使用しないでください。
あまりにも阿呆でしたらAppleへ報告してあげてください。

読み上げと言えば調教なのです。
まず、青空文庫データ固有の踊り字くの字点はそのままでは読めないので
読み上げ用に文章から自動再構成します。
また1文字の一の字点も濁点含め自動処理します。
読み仮名もそれがついていればそちらを優先して読み上げに渡しています。

読みの調子なのですが、多少イントネーションなどがおかしくとも
句読点で一旦止まれば結構聞き取ることが出来ます。
多分、頭の中でその文章単位で処理されているんでしょうか。
逆にここで止めが入らないと脳内処理中に次のデータが来てオーバーフローする感じで
何を言っているのかわからなくなってきます。
よって、句読点のところでわざとほんの少し間を入れています。

声の高さ・速度も変更可能にしました。
一番遅く&高くにすると、あまり聞こえはよくないのですが、
まんが日本昔ばなし的な雰囲気になります。

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AirDropによる機種間ファイル受け渡し(iOS7)
ファイル詳細->右上アイコン->送る
でAirDropにて機種間のファイル受け渡しが出来るようになりました。
PDF,ZIPに対応しています。

これにより他のiPhone/iPadにネットワークを使うこと無くPDF等を送ることができます。

今回iOS7に付いた機能なのですが、実際にやってみると、送れる状況があったりなかったりします。
また機種により機能が無かったり、あるのに動かなかったりという状況もあります。
まだ付いたばかりで色々問題があるようなのですが、OSが処理するものなので
あまりこちらにお問い合わせ頂いてもお答えすることができませんので、
as-isで使用してください。

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P.S.
先ほどの通り、今回iOS7用に一新しました。
iOS7になって、バッサリ7風にしたり、6で出来上がっているからそのまま7にもってきたり、
アイコンの変更だけだったり、あちらの方向に飛んでいったりと色々なアプリがありますね。
いずれにせよデザイン変更のみが多い中、
i文庫HD/i文庫Sは勢い余って音声読み上げなどiOS7の新機能までいっていましました。

デザイン的には最初はバーのデザインを弄ったり色々していたのですが、どうにもこうにもしっくり来ず、
ここはiOS7標準の雰囲気を踏襲しつつ今までの機能を入れていくことにしました。
iOS7はフラットデザインだとか云々とか言われたりもしていますが、
別にそんな方向のデザインに固執しているわけでもなく、
要は本質でない余計な過剰デザインをやめコンテンツを見せることに集中すればよいのではと判断しました。
よって、i文庫HD/Sではあまり極端にいってしまわない程度で
クラッシックな重厚さからiOS7で感じたフレッシュでキュートなイメージへ行こうと。
デザイナさんには「フレシュな感じでー」と。
上がってきたもののなんか感じが足りなかったので
「もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」な感じでお願いしますと。
ビデオで確認しますということでしたので、
ついでにせっちゃんがパッションになることまでは見てねと。
上がってきたのが今回のアプリ及びアイコンなデザインです。
フレッシュでキュートなイメージ出ましたでしょうか?
心労かけまして申し訳ございません。
そんな話をしていたらスタッフさんから
「iOS7はフレッシュよりハートキャッチだろう」と。
、、そうですね確かに。