BizCards 2.0.0

BizCards ver2.0.0 がリリースされました。
今回はiOS6対応及び、iPhone5での縦長対応です。
若干の不具合修正を含みますが、機能的な追加はありません。

住所からの地図参照について、iOS6での地図が残念なままでしたので、
地図をGoogle map(web), Apple map(内蔵地図アプリ)の2択にしました。

また、iOS6からプライバシー設定が強化され、
写真・連絡帳などへのアプリからのアクセス制限がユーザー設定可能となりました。
BizCardsでは連絡帳のデータを使用するため、
初期起動時にシステムから制限可否のダイアログが表示されます。
ここでONにすれば問題ありませんが、OFFの場合、
連絡帳へのアクセス出来ないため、起動時に下記ダイアログを表示するようにしています。
そのままでも名刺データ側に問題はないので制限内での使用は可能ですが、
アクセスを許可するには、設定.app>プライバシー>連絡先にて
BizCardsが一覧に表示されていると思われますので、これをONにしてください。


iPhone5及びiOS6につきまして

iOS6がリリースされました。
提供しておりますアプリの対応予定を報告いたします。

BizCards
iOS6及びiPhone5の縦長表示に対応予定です。
縦長に画面領域が増えた分、いままでより多くの情報を表示することができます。
おおよその対応は完了していますが、詳細の住所からマップを表示する機能において
iOS6から導入されたマップが現状ではあまりよいマップとは言えないので、
・このままiOS6のマップを表示する
・googleのマップをSafariで表示する
・googleから純正マップアプリがリリースされるならそれに対応
のいずれかか又はこれらの選択を検討中です。

なお、iOS6に伴い、開発環境がiOS4.3以降でしか行えなくなるため、
iOS6対応版のリリースにおいてはiOS4.3もしくはiOS5.1以降の対応となる予定です。

i文庫S/i文庫HD
i文庫Sについて、iPhone5では画面が縦長になるのですが、
PDFや画像ファイル等多くは縦横比率の問題から
そのまま縦長に対応しても余白が増えるだけの場合が多いと想定されますので、
他に有用な使い道がないか実機を見て検討する予定です。
iOS6に関しては、i文庫S/i文庫HDにはさほどメリットのある機能追加は
行われなかったので、こちらに関しては徐々に対応していく予定です。

その他のアプリ
いずれもiOS6の追加機能・iPhone5の縦長でメリットがあるアプリはないのですが、
提供される開発環境がiOS6のみとなるため、これに伴って
バグフィックスのタイミング等でiOS6対応を行なっていく予定をしております。

i文庫HD 2.4.0 / i文庫S 2.4.0


先日、カナダにお住まいの方からエアメールにて
i文庫HDへのお手紙を頂きました。
ネットで済む世の中になった今、物理媒体でメールを頂くというのは
逆に新鮮な感じでちょっと嬉しいですね。
海外にいると日本の書籍の入手がとても難しいらしく、
往年の作品達とはいえこのような形で読めるのはとても便利なようです。



i文庫HD 2.4.0 / i文庫S 2.4.0 がリリースされました。
今回は主に操作系の改善です。




読書画面からピンチインで戻る
読書画面からピンチインで本棚に戻れるようにしました。
リクエストの多い機能だったので取り入れました。
拡大縮小のピンチイン・アウトの操作が被る部分があるので
出来るだけ誤操作が起きないよう、
動的なリアクションの表示や、少し多めの判定等をしています。




しおりの関連の改善
しおりがメニューからワンタッチで
追加・削除できるようになりました。
またサムネイルでのしおり表示も少しリッチにして
しおりのあるページだけ表示するフィルタボタンも
追加しました。



右上の見開きページ位置修正ボタン
横画面にて見開きなどでページがズレている場合の修正ボタンのデザインを変更しました。
当初からついていたボタンではあるのですが、ただの三角形だったため
ボタンの意図が伝わりにくかったのではないかと判断しデザインを変更しました。
またボタン押下時には少しアニメーションを施し、
どのような動作が起きているか理解しやすいようにしました。




ヒストリーバック機能
索引やページ内リンク等で移動した時に
元のページへ戻れる機能を追加しました。
メニュー下部の左側、丸で囲った矢印になります。
動作的にはブラウザでの進む・戻るボタンのイメージです。
これによりPDFの索引や目次ページのリンクなどで移動したとき、
すぐに元のページへ戻ることができます。
履歴を管理しているので複数移動を行なっても戻ることができます。
メインとする書籍によっては今まであった
早送りボタンの方がよい場合もあるかと思われますので、
そのときはには設定にて早送りボタンに戻すことができます。



ページオフセットの設定
PDFや取り込みしたファイル等で表紙などの関係により
1ページ目がファイルの1ページ目と違う場合に
ページ番号がわかりにくいので
1ページ目とするページを設定できる機能を追加しました。
これもリクエストにより追加です。
メニューの情報ボタンから情報ウインドウを表示し、
ページ番号にて現在のページを1ページ目とすることができます。
また、検索で番号を入力した場合ページ番号とみなし
該当ページへ移動する機能があるのですが、こちらも設定されたページ番号にて移動できます。
1ページ目より前のページはファイル先頭ページから#番号としています。
こちらも#番号入力で移動できます。

PDFには本来ページ番号の割付機能があるのでこれを使う方が正解なのですが、
残念ながらこれを活用しているデータは殆ど見受けられなかったので
手動にて行うことにしました。




Evernoteログイン変更
Evernote社よりログインをOAuth認証に変更せよという指示により、
Evernoteログインを変更しました。
ブラウザベースにてログインを表示する必要があるため、
今までに比べいくらか使いにくくなって申し訳ない限りなのですが、
あちらからの指示ですのでどうかご了承ください。



フォルダから選択した際、本棚にあるものは本棚データから処理
わかりにくい機能ですのであまり気にして頂かなくともよいのですが、
フォルダからファイルを選択した際、該当ファイルが本棚に登録されている場合は、
登録データから処理をするようにしました。
これにより本棚への重複登録などが防げます。



iDisk廃止
MobileMeが遂に終了してしまったので、iDiskの新規登録を削除しました。

前回もご案内しておりました通り、次のバージョンからはiOS5.1以降での対応となる予定です。

※8/25追記
i文庫HD及びi文庫Sにて2.4.0にて読書画面からの表紙等の設定に問題がありました。
(本棚にてダブルタップからの設定は可能です)
またi文庫Sにてフォルダから登録済みのファイル選択時に表示されるウインドウに問題がありました。
修正版を提出済みですが審査のためリリースまでに若干の時間を要します。
ご不便をお掛けして申し訳ございませんがしばらくお待ち下さい。

BizCards 1.9


BizCards ver1.9がリリースされました。
今回の変更点は以下の通りです。

不具合修正
細かい部分の修正、及び次期OS等に備えた修正です。

検索の強化
右上のサーチボタンから出来る検索で、
以前は名前及び名前の読みが対象だったのですが、
今回、住所やメモなど、テキストで入力されているもの全てを
検索対象としました。

i文庫HD 2.3.1 / i文庫S 2.3.1

i文庫HD 2.3.1 / i文庫S 2.3.1 がリリースされました。
今回は主に不具合修正です。



PDFテキスト処理修正
フォーマットから逸脱した一部のPDFでのテキスト選択でアプリが落ちる可能性があったのを修正しました。
その他、エンコードが複数混じっているPDFでのテキスト抽出度合いを向上させました。



パスロックの修正
今回のバージョンにてパスロックの処理を変更しました。
前回までのバージョンでのバスロックが有る場合、これをクリアしますので、
お手数をおかけして申し訳ありませんが以降パスロックが必要な場合は
再度設定を行なってください。

本体交換などのためiTunesなどで本体のリストアを行う際、
アプリとデータはそれぞれ別途にリストアされます。
本来はバックアップ時そののままの形で復旧されるべきなのですが、
状況によっては、アプリとデータのが別のバージョンで復旧されてしまう場合があり
データの不整合により本来のパスロックデータに辿りつけず
ロック解除が困難になる場合がありました。
そのため今回、旧バージョンからのこの関連のデータをクリアし、
以降のバージョンに対する方式を変更することとしました。



アニメーションの修正
iPad3でのページめくりアニメーションのバグ修正対策を外しました。
もしiPad3でめくりアニメーションに不具合が見受けられた場合、
読書中画面の設定→表示→retina render fixをONにてしてください。
またその場合、お手数をおかけしますが、本体のiOSバージョン・モデル番号・
いつ頃購入されたかなどをご報告頂ければ幸いです。

iPad3が発表になった際、実機が無い間の開発は
シミュレーターでretinaモードを試行するしかなかったのですが、
このシミュレーターのiPad retinaモードにてバグにより
アニメーションが正常に表示されない状況が発生しました。
実機が無い以上これを信じるしか無いため、やむを得ず回避策を検討し対策を行い、
本来やるべき実機確認を行えないままiPad3リリース前にアップデートを行いました。
これがiPad3発売と同時にi文庫HDがretina対応したホントのところの理由です。
ところが、実際に出た実機でやってみると対策無しでも正常に表示されました。
怪しいのでしばらくは見守っていたのですが、どうにもこちらにある全てのiPad3では問題が無いため、
処理的にも無駄が多いので今回試験的に外してみることにしました。
バグレポ自体は済んでいて次OSでは直したから、ということで直りはしているのですが、次なので。。
しばらく待ってみて報告が無ければ次回以降は対策を外します。



P.S.
近々のバージョンアップにて対応iOSを5.1以降にすることを検討しております。
理由としてはiOS4系でのバグ回避などのため冗長な処理となっている部分の削除、
iOS5以降のAPIによる処理の安定化・高速化、
次期OSを含めた場合、3バージョンのOSになるため
テスト作業が増大するよりはテスト密度を上げる方向に時間を割きたい、などです。
現在iOS4.3以降の対応のためiOS5にアップデート出来ないデバイスは無いと思われますが、
出来るだけOSのアップデートをお願いします。