今年はiPadに翻弄されまくりました。
去年の今頃、AppleからiSlateとかいうタブレットが来年あたり出るらしいよ、
OSXベースかなぁiPhoneOSベースかなぁ、いやでもiPhoneOSなんて320×480ドットの
モバイル用OSだから乗るわけないよね、なんて忘年会で話していました。
1年前、iPadなんて僕達には影も形もないものだったんです。
そんな噂話はよくあることで、BizCardsをせっせと作っておりました。
1月27日、AppleのiPad発表のkeynoteです。
来年とは聞いていたものの早すぎです。
そしてそこにはパソコンの父アラン・ケイが40年近く前に
提唱していたというDynabook構想そのもののデバイスが。。
しっかりジョブスの現実歪曲空間にハメられてしまいました^^
ワクワクの中、SDKは当日、WiFi版リリースは60日後。
60日？、ジョブスは60日でこのデバイスにかなうアプリを用意しろと？！
これは開発者に対する挑戦状だ！、勝手にそう解釈。

この時点で用意できそうなのはi文庫のiPad版、
しかし対応という程度ではダメでこのデバイスで意味のあるものにする必要が。
とはいえ実機はありません。
ダンボールでモックアップ作ったりして、
ここはこう動くべきとか、こういう操作でこうなるべきとか
きっとこれだけの処理はこなしてくれるだろうとか
実験・検証の繰り返し。実際のデバイスは無いわけですからひたすら妄想です。
むしろ、こうなると逆に実機が無いほうが妄想が膨らんだりしていたのかも知れません。

(※ダンボールモックアップ^^)

幸いにもある程度の形で完成し、
日本発売が遅れた影響で調整し直す時間も得られたので
結果としてはよかったですね。

後はWWDCやらiPhone4やら、2010年は大変過ぎましたので開発雑記はこのへんでとして。
i文庫HDが流行りに乗ったせいかある程度出たおかげで、
色々な方々と会う機会を得られたのが一番大きかったですね。
オフ会も色々と参加させて頂きました。
いやぁみんな熱い、熱苦しいまでに熱い。
楽しかったです、みんなありがとうございます。

今年も結局力不足で出来なかったことがいっぱいで申し訳ないのですが、
来年はとりあえずコレをやり直してからいきたいと思います。
ありがとうございました。

春までは出ないことになったiPhone4白ですが、気持ちだけでもということで、iOSシュミレータを白にしてみました。

集会などでスマートフォンドクターの魔力のせいか普通にみんな白iPhone持っていたり、iPadが光ったり、フレームがゴールドだったり、wozが白iPhoneもってたりするので、白なんて既に普通な感じになっているのですが、、私のは標準です。

XCodeでiOSシュミレータ起動していたら、どこからかシュミレータの絵がiPhone4になってるぞ、はてこれは、、と覗いてたら何のことはない、ベタにフレーム画像が置いてありました。
じゃあこれを差し替えてしまえということで、ごにょっと画像いじってみました。

だいたい、/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/Applications/iOSシュミレータ.app にアプリがあると思うので、これのパッケージを開いて Contents/Resources にあるframe.png homePressed.png この2点です。
これをこちらのファイルに差し替えて起動し直せばOKです。
元のファイルは戻せるようどこかに置いといてください。
そのまま真っ白ではちょっと中の画像と混じりすぎるので、ちょっと内側に黒縁いれました。
カメラ・スピーカーは白改造でも抜いてあったのでここは元の感じで。
ちょっと白過ぎかなコレ。

これで白iPhoneが出た時の見た目のチェックもできる・・かも・・・

なんとなく・・・たまにはクダらないことを・・

当blog、アプリのリリース情報がメインのためエントリーを流したくないということで、エントリーしたい事が多々あったにも関わらずなかなか記事を書きづらくなっていたので、カテゴリを分けてメインのTLに流れない形で付け足してみました。
RSSの方には申し訳ないのですが、チラ裏程度で捉えてくだされば幸いです。

一週間ほど前ですが、10月28日に日経産業新聞に掲載されました。
やっと紙面を入手できました！

え、まさかの一面に写真掲載。。

同時にWEB版の方にも掲載して頂きました。
紙面が真面目でWEBがウラ話的な感じです。

記事へのリンク

どこかの政治家や経営者が紙面に載るのは当然としても、
ただの一開発者がこんなとこに載ってしまうなんて予想外でした。
アピール的なことはてんで不器用でスイマセン。。

写真掲載により、図らずも開発環境を晒してしまいました。
いやはや、ここまで写真が使われてしまうとは。
なぜかガンプラなどが転がっています、ファーファやひこにゃん、はやぶさまで、、あぁぁ。
琵琶湖畔とありますが、琵琶湖まで5km程ありますので到底見えません^^

かなりラフな感じとなっておりますが、形はどうあれ開発は至って真面目に行なっております。
毎日寝食以外の時間はほぼディプレイに向かう状況ですので、できるだけストレスを溜めないような環境になるよう努めています。
本当にこのストレスというものはソフトウェア開発において最大の敵で、私が見てきた開発業を辞めていった方々ももほぼ全員、色々な理由があったにせよ結局はストレスが原因だったと思います。
辞めるはまだ自制が効いているのか、ホームから落ちた人とか失踪したりした人もいたような。。
やはり長時間に渡って眼と手と頭だけを働かせて問題解決ばかりを行うという作業は人間の生理的に無理があるですかね。
ですので近くに開発者がいたら出来るだけストレスだけは溜まらないように配慮してやってください。

機材としては写真の通りmacにも関わらずモニタはDELL、キーボードは古いミネベアのメンブレンのOEM、マウスはMicrosoftといった状況です。windowsと行ったり来たりが多いのでどうしても相互に使えるものを使っているのですが、あまりいい状況ではないのでいずれ改善します。

業務上の休日も結局開発をしていますので休日も何もあったものじゃない毎日ですが、倒れない限りはマイペースを維持しつつこれからも頑張っていきたいと思います。

最後に取材を行って頂いた田中さん、わざわざ滋賀までお越し頂きありがとうございました。