i文庫HD 2.1.0 / i文庫S 2.1.0

i文庫HD 2.1.0 / i文庫S 2.1.0 がリリースされました。
今回も共通項目が多いので合わせて記述します。

-読書画面UI改修
-パスコードロック
-本棚・フォルダでの検索(HDのみ)
-表紙画像トリミング
-その他諸々
-不具合修正



読書画面UI改修
初期バージョンからサムネイル等がついたことによって
読書画面周りのUIのが騒がしくなってきていたのでUI周りのデザインを見直しました。
機能的やボタン周りは前回までとほぼ同様で、
左から順に「本棚(戻る)」「しおり」「検索」「情報」(青空文庫時)
となっています。輝度は設定に移動されました。
改修に乗してi文庫Sでも横方向サムネイルが表示されるようになりました。



パスコードロック
本棚及びフォルダにパスコードロックがかけられるようになりました。
パスワード設定は設定画面より行います。
本棚はロック指定した本棚のみ、フォルダは全体にロックのon/offがかけられます。
読書中の本がロックされた本棚にあるものの場合もロック対象になります。
ロック解除は、ロック範囲に入ろうとした時、ロック範囲中でアプリを終了し
再起動された時に自動的に解除ダイアログが表示されます。
アプリを終了すると自動的にロック状態になります。



本棚・フォルダでの検索
本棚およびフォルダにて検索が可能になりました。
本棚は当該本棚内(サブ本棚含む)、フォルダは現在のフォルダ
(クラウドサービスの場合、未ダウンロードの仮想ファイルを含む)及びフォルダ全体の検索となります。



表紙トリミング
表紙のトリミングが出来るようになりました。
情報ダイアログで表紙をタップ、表紙のリストが表示されますので、
ここでページを選択すると右上に「トリム」ボタンが現れます。
指定したページと枠が表示されますので、移動・ピンチイン/アウトを行い枠に合わせます。
縦横比を変更する場合は右下のハンドルにて枠を移動させます。




輝度・回転ロック
読書画面にて輝度ボタンがどうにも邪魔になりましたので、
設定のトップに移動しました。タップ数としては同じです。
また、回転ロックもつけました。
現在の回転方向にてロックを行います。
輝度・回転ロック共にシステムにあるものなので
アプリ個別に対応するのも微妙なところですが、
このアプリだけこうしたい、ということもあるやも知れませんので。




メール送信
ごく一部の要望だったのですが、
ファイルのメール送信が出来るようになりました。
情報ダイアログの右上ボタン、「他のアプリで開く」のみでしたが、
ここに選択肢が表示されます。
「印刷」も同様にこちらの選択肢に移動しました。
メールで送る/他のアプリで開くはファイルの実体がある場合のみ、
印刷は読書中のみ有効となります。




テキストレンダリングの改修
テキストの表示をいくつか改修しました。
半角の英文の横表示の場合などで、
文字間のプロポーショナル字詰め等をおこないました。
青空文庫のタグのいくつかの対応を増やしました。




見開き判定
PDF及びjpeg-zipファイルにて、
見開きを2ページにするか1ページにするかを
画像のアスペクト比等により自動判定していますが、
どうしてもどちらかに固定したい場合があるという要望により、
これらを手動にて設定する機能を付加しました。




今回は機能追加というよりは全体的な見直しです。
読書画面にて、Sも検索ボタンを分けたいよね→サイズ的に文字ボタンはもう無理なのでアイコンにしよう→Sだけアイコンというのも何だからHDもアイコンにしよう→アイコンのみは機能がわかりにくいのでせめてHDは名称つきアイコンにしよう→言語問題もあるので動的ボタン作成処理→タイトル表示が邪魔なのでSと同様下にもっていこう→下のサムネイルのあたりがごちゃついてるからタイトルとのコンビネーション配置にしてスクロールバーも含めたデザインに変更→サムネイル処理作り直し→スクロールバーもついでにもう少しページ数量などがわかりやすいものに変更→スクロールバー作り直し→回転ロックも入れたいよね→ボタン配置したもののキツすぎるので輝度と共に設定に移動→あれ、Sのボタン数、元と一緒じゃん・・・
などと右往左往しながら見直しました。また、このステップ毎にアイコンデザインして実際にUIをプログラムして、書いては捨てを繰り返す有様で・・。紙に書いて検討すればいいのですが、脳内で結果が出せるほど頭がよく無いので、実際に動くものをみてからでないとなんとも言えず、ああでもないこうでもないとえらく迷惑をかけてしましました。
お陰様で前よりは多少スッキリしたかな?という感じです。
その他、パスコードロックや検索など、ちょっと優先順位が落ちていたものの対応も行いました。
パスコードロックはあまりウザくならないよう、必要な時に必要な分だけ処理するよう配置してみました。
今回は他にも細かいところの修正がとても多いのですが、細かすぎて訳がわからないものばかりなので、
このへんで。。