i文庫HD ver1.09 及び i文庫S ver1.03 がリリースされました。
変更・修正内容は以下の通りです。

i文庫HD ver1.09
-不具合修正
-本のパッキング機能追加
-sugarsync追加
-pogoplug追加
-PDFキャッシュ追加
-しおり全削除機能追加
-OpenIn追加
-WebDAV修正
-FTPServer修正
-文字レンダリング一部修正
-PDFトリミング修正
-iPad2用ミラーリング変更

i文庫S ver1.03
-不具合修正
-本のパッキング機能追加
-オンラインマニュアル追加
-sugarsync追加
-pogoplug追加
-PDFキャッシュ追加
-しおり全削除機能追加
-OpenIn追加
-WebDAV修正
-FTPServer修正
-文字レンダリング一部修正
-PDFトリミング修正

>本のパッキング機能追加
本棚の本を１つにまとめる機能がつきました。
文章で説明するのが難しいのですが、本を長押しすると移動可能になりますので、
そのまま他の本に重ねるとパックされます。
パックされた本は左下のその格納数が表示されます。
選択すると小さなウインドウがポップアップ表示され、その中に本が置かれています。
外側へ移動させると外へ再配置されます。
今回、編集画面でなくとも本が移動できるようになったので便利ではあるのですが、
初めて触っていただく方には少々戸惑いになるかも知れませんので
このあたりは状況を見ていきたいと考えます。

>sugarsync,pogoplug対応
クラウド系サービスとして、sugarsync,pogoplugを追加しました。
フォルダ画面より「＋」ボタンにてクラウドサービスを選択、
出来たフォルダを選択するとログインとなります。
どちらも外部APIがまだ完全とはなっていないらしく、
特にpogoplugはその実装を見るにまだまだ変更されそうな感じがしますので
その点ご留意頂ければと思います。

>PDFページキャッシュ
i文庫Sの方にもPDFキャッシュが付きました。
動きとしてはi文庫HDの前verのものと同様です。
GCDにてマルチタスク処理していますので、デュアルコアなA5を搭載したiPad2や
次に来るであろうiPhoneなどではその威力をより引き出せるのではないかと思います。

>PDFトリミング修正
トリミングが効いているPDFでの表示において
トリミングが十分作用していなかったのを修正しました。

>iPad2用ミラーリング変更
iPad2において外部VGA/HDMI出力時にアプリ側で出力処理せず
システムのミラーリング処理に任せるようにしました。
iPad2のミラーリング処理はGPU性能の向上のお陰か素晴らしく快適に動作するので、
アプリ側でやるよりこれをそのまま使った方がよいと判断しました。

あと、今回、コンパイラをLLVMにしました。
若干ではありますが全体的な速度向上に寄与しているようです。

というわけで、ようやくiPad2が日本で発売されました。
今回も待たされました。
待つのは仕方ないのですが、その間約1ヶ月オンラインでiPadが買えない状況が続いたのが辛かったですね。
また今回は発売日が前日までわからず、こちらも後手に回らざるを得ませんでした。
さてiPad2、解像度等の変更はなかったのですがよりスリムに高速になりました。
風呂の蓋、、もといSmart Coverも何故にiPad1の時に出さなかったのかと思うぐらい素晴らしい出来です。
蓋にロック解除が連動するので、開けると同時に起動します。
iPadに重要なのは、さっと取り出しさっと見る、重厚になってしまったPCには出来ない快適さ、
やりたいことがすぐ出来る、これがより高められてると感じます。